hagetoki2275’s diary

社会人一年目→フリーターの 雑記ブログです。

死生観

祖父がおそらく明日家に帰ってきて、翌日介護施設に入社するらしい。そして翌日が最後の自宅にいる日になるらしい。

 

今ここでいろいろ思ってること、気持ちを整理したい。

 

まず率直にこれで家にいるのが最後なのかと思うと悲しく感じる。正直この文章を書くのが今は辛い。涙で書けなくなりそう。

 

現状は認知症が進んでいるらしく、ほぼ寝たきりらしい。夜に動いたと思ったら、パンツを下ろした状態で廊下をウロウロしてるとも聞いた。

 

たぶん今までの生き方というか、危機あった時にはぶち当たらずに逃げ続けて来たのもあるが、祖父が「亡くなる」と考えると素直に悲しく感じるというか。すごい重たく受け止めてしまう。その受け止め方が正しいといえば正しいのかも知らないけど、その重たさが鬱になるくらい、涙が止まらなくなりそうなくらいきつい。初動で思った感情で大きく突き動かされてしまう癖が自分の中である。それと同時に「こんな孫で申し訳ない」とも思ったり、「なにもしてなくてごめん」とも思う。自分を責める癖だ。

 

大学を卒業して就職して、鬱で退職して少ししたらそこからあんまり話さなかった。

退職した後に話すときは「就職はどうだ」「そろそろ何かしないのか」とかで答えられることが一切できなかった。今もだがアルバイトの状態でずっと続けていて、それに不安に思った祖父がかけてくれてた言葉だった。

 

その後は自分から話してもまた就職の話だろうなとも思ったので、自分から話しかけに行かなかった。

集まりがあればその時に話す程度で、ほとんど就職の話だった。

 

その時から私が気分変調症(ノイローゼ)を拗らせていたんだと思う。そんな私はどんどん関わることをやめ、ほとんど家で会話をしないようになってしまった。

 

話しかけたくないなと思ってしまった理由がもう一つあって、私の父母がリビングで祖父母の不満を結構言っていることだ。

三世代で暮らしていている人あるあるなのかも知れないが、祖父母の面倒を父母が観る、祖父母が父母に頼ることが多くなり、その時にいろいろ不満を言うんだろう。

それをリビングで聞いてる時はあんまり気持ちが良いものではなかった。何かあった時は父母もそこで不満を言うのが普通になっていて、それを聞いた私は祖父母に同情できなかったというか、話を聞いてもくれない祖父母に父母が頑張って説得するみたいなことが多かった。要は父母側に肩入れをしたみたいな。祖父母が素直に話さえ聞いてくれれば、何も思わなかったのかなとも思う。

 

そこで話を聞いてくれない祖父母がより好きじゃ無くなってきてしまった感はある。なにかトラブルがあっても助けに行かない孫だった。父母の話を聞くと行きたく無くなる。「自分でやってるなら自分でどうにかして欲しい」とも思ってしまった。

 

一度自分の出勤前に祖父母に呼ばれて時計を直しに行ったことがある。ただその後に父が祖父母に対して、仕事前だったりするから呼ばないで欲しいと伝えたんだと思う。父からすると息子に迷惑かけられないという思いなんだろう。

ただ正直、その時に時計を治すことで仮に遅れたとしても何にも思わなかった。アルバイトというポジションだったというのとあると思うが、呼ばれたら行くのが当たり前だと感じていた。正社員として働いていたら遅刻は出来ないと思いもしかしたら、違う行動を取ったのかもしれない。