hagetoki2275’s diary

社会人一年目→フリーターの 雑記ブログです。

人生

23年生きてきて、思うことがある。 

 

今までの人生の中で決断をするときに自分の意志はそこにあったのかと。

 

高校受験のときも、兄貴と同じ高校は嫌だ、家から近くがいい、自分の成績に見合ったところがいい。そして、前期の面接だけで入ろうとしたかった。筆記が苦手だったのだ。条件をそこまで言うとおのずと選択をしなくても高校が決まる。

 

高校の文理の選択に迫られた時も、なんとなくで理系を選んでしまった。単純に文系が嫌でその選択をした。消去法みたいなもので特に理由もなかった。周りに文系に行こうと誘われていたらそっちの道を選んでいたのかもしれない。

 

大学受験も高校受験と似たような感じだった。まず、筆記による試験は受けたくなかったので、指定校推薦で入学しようと考えた。まずは、学内推薦を通過しなければならない。そこで、私は工学部の機械工学科があるところで自分の成績に見合ったところであればどこでもいいとそんな風に思っていた。第一希望ではなかったが、無事に第二希望のところで学内推薦を通過し入学した。これも、大した理由ではなく、なんとなくの理由だった。その時思い描いていた将来はものづくりに携わりたい、そのために大学で機械工学科に入り基礎を学ぼうという希望だった。 今となっては本当にそんなこと思っていたのかと疑問に思うが。

 

そして、就職活動。学校の求人検索でそこでも適当な希望を入れ就活を行った。なんとなくで自動車部品業界、従業員数、資本金、年間休日の希望を入れた。その希望条件も周りに流されたり、親の意見を飲み込んだだけの条件だった。もし、研究室の人が自動車やSEなどではなく、小売店などに就職を希望していたら、私もそっちに流されていただろう。そのくらい意志がない。

 

なんなら、今回の退職の時も前日に親の言葉をそのまま鵜呑みにしてやめたのかもしれない。あの時は自分の意志であったと思ったのに。

 

今思うとそんな人生だと思った。

 

一体だれのための人生?人の目を気にして人のための人生? 

 

いや、違う。自分の人生である。